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①赤門上古墳
②二本ヶ谷積石塚群
③興覚寺後古墳
④根堅遺跡(浜北人)
昭和54年11月19日 県指定史跡
赤門上古墳は、内野台の舌状にのびる台地の端に築かれた、前方後円墳です。全長は56.3メートル、高さは4.9メートルです。昭和36年に、静岡県立浜名高等学校によって発掘調査が実施されました。後円部には長さ5.58mのクスノキの大木を縦切りにした木棺が納められていました。この木棺の中からは、三角縁神獣鏡といった鏡や武器などが出土しています。古墳の形と副葬品の内容から古墳時代前期(4世紀 約1650年前)に築造された古墳と考えられます。

赤門上古墳
所在地/静岡県浜松市浜北区内野
二本ヶ谷積石塚群は、5世紀後半(古墳時代中期後半)頃を中心に営まれた古墳群で、2筋の谷の中に合わせて28基が確認されています。
「積石塚」とは、石で墳丘が築かれた古墳のことです。日本国内の古墳は、通常、土で墳丘を築くので、積石塚は非常に珍しい存在で、静岡県内で唯一の積石塚群です。

二本ヶ谷積石塚群
所在地/〒434-0046
静岡県浜松市浜北区染地台5丁目
    つみいしづか広場内
全長35mの前方後円墳で、後円部に片袖式の横穴式石室を有します。現在は開口し内部を見ることができます。6世紀前半の建造で、被葬者は国造クラスであると考えられます。

興覚寺後古墳
所在地/浜松市浜北区宮口
根堅遺跡は元は石灰岩の採石場でしたが、ここから人骨や獣骨が見つかりました。人骨は約1万8000年前の旧石器時代のもので「浜北人」と命名されました。人骨の実物は東京大学総合研究博物館に保管されていますが、複製品は浜北文化センター歴史資料館に展示されています。

根堅遺跡(浜北人)
所在地/静岡県浜松市浜北区根堅(岩水寺の近く)
遠州山辺の道は浜松市浜北区の三方原東縁から森林公園南麓に至る古い道筋を辿りながら歴史文化自然に親しむ散策ルートです。本州最古の浜北人骨出土地、古墳や古窯などの遺跡、奈良時代からの名刹など見所満載です。

所在地/静岡県浜北区西美薗6
    浜北区役所まちづくり推進課内
電 話/053-586-6201
http://yamanobe-michi.com